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【VOL.22/第49~50号対応】左脚が遂に完成! 両手、両足が揃った! わっしょい!

2018年4月10日発行●メールマガジン 第22号


こんにちは、シブガキです。このメールマガジンは「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」をご購読されているみなさんに、ATOMについての情報をお届けしています。


49号、50号は組み立て工程もたっぷり。動作確認もたっぷり。前置きはさておき、どんどん説明していきますよ!


【 目 次 】
01…49号組み立てのチェックポイント
02…50号組み立てのチェックポイント
03…4コマ漫画「ATOM製作記 その18」を配信します


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01…49号組み立てのチェックポイント
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49号は組み立て工程がいっぱいです。左脚の完成一歩手前まで進み、50号で完成です
▼49号作り方動画▼ 工程が多いので、動画が2本あります!



一番最初に、組み立て済みの「左ひざ」と「左足」のチェックをしましょう。下の写真のように組み立て済みパーツを置いてください。


▼写真で見てみる▼


置きましたか? では、Dカットの位置を確認します。
写真の位置にDカットが来ていますか?


▼写真で見てみる▼ ※左ひざのDカット


正しい位置に来ていない場合、チェックスタンドにID17のハーネス(黒いコネクタ)を繋ぎ、つまみの10桁を「1」1桁を「7」にして、電源を入れ「動作確認ボタン」を押してください。正しい位置にきます。


▼写真で見てみる▼ ※左足のDカット


正しい位置に来ていない場合、チェックスタンドにID18のハーネス(黒いコネクタで白いテープを貼っていない方)を繋ぎ、つまみの10桁を「1」1桁を「8」にして、電源を入れ「動作確認ボタン」を押してください。正しい位置に来ます。


確認して問題が無ければ49号P6の工程1に進みます。
以下、マガジンの組立指示通りに進めていきますが、気を付けるべきところは3点です。


気を付けよう1■工程2(49号マガジンP6)
左ひざのサーボホーンに左ブーツフレーム(A)を取り付ける時、パーツがまっすぐ一直線になるようにビス留めをしてください。


気を付けよう2■工程16(49号マガジンP9)
左ブーツフレームに左足を取り付け、ビス穴を確認する、です。この時もパーツがまっすぐ一直線になるようにビス留めをします。


このビス留めですが、右足首を少し持ち上げるようにしてビス留めします。


▼写真で見てみる▼


気を付けよう3■工程34(49号マガジンP11)
ハーネスを4連ハブに取り付ける部分です。ここでどのコネクタを、4連ハブのどのジャックに差し込むのかを悩まれた方。マガジンにも書いてありますが、まとめると


茶色のコネクタ → 茶色のジャック
黒色のコネクタ → 黒色のジャック
色だけしっかり合わせてください。あとはどのジャックにどのコネクタを接続しても大丈夫です。


それから、左足首のハーネスに付けたままの白テープですが、付けたままにしておいていただいて問題ありません。


▼△▼△▼△▼エラーが出たら▼△▼△▼△▼△


49号での動作確認は2つ。ここでエラーが出る場合、原因は以下の3つの理由が考えられます。この時、少しも動かずにエラーが出るのか? それとも少し動いてエラーが出るのかが、理由を探る手がかりになります。


<全く動かずにエラーが出る場合>
理由その1●サーボモーターに、ちゃんとIDが書き込まれていない。


ID17(左ひざ)、もしくはID18(左足)のID書込みに失敗している(両方の場合もあり)時は、こちらを参考にしてください。


▼ID書き込みのチェックポイント▼
メールマガジン11号の「02…今一度、サーボモーターのID書込みの復習」部分です。


サーボモーターに間違ったIDを書き込んでいる場合は、サーボモーターを一度初期化する必要があります。初期化する方法は49号マガジンP13の[エ]を参照し実行してください。そのうえで再度IDを正しく書き込んでください。


<少しでも動いてエラーが出る場合>
理由その2●組み立て時に、Dカットが正しい位置に来ていなかった。もしくはパーツをまっすぐにしていない状態でビス留めした。


今号のメールマガジンで最初に確認したDカットのチェックと、「気を付けよう1」「気を付けよう2」を再度確認してください。


理由その3●サーボモーターの0点(白い点)と切り欠きの向きが合っていない。もしくはサーボホーンを差し込むときに0点がズレている(白い点が少ししか見えていない)。


0点がズレている(白い点が少ししか見えていない)ために、エラーが出る。そういう方が非常に多いです。必ず白い点が、切り欠きから「バッチリ」見えている必要があります。


エラーが出た場合、サーボホーンの駆動軸に差したネジを一度抜いて、写真のようになっているか確認してください。


▼写真で見てみる▼
<左ひざ用サーボモーター(ID17)のチェック>



<左足首用サーボモーター(ID18)のチェック>


間違っていた場合は、改めてサーボホーンを留めている4つのビスを外し、上記写真のような位置関係に修正してビスを留め直してください。あと、サーボモーターの駆動軸に差すネジを、締め忘れないようにご注意ください。


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02…50号組み立てのチェックポイント
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第50号の組み立てで、右足が完成します。まずは作り方動画をご覧ください。
▼50号作り方動画▼


50号は4連ハブ基板経由の動作確認、右脚の組み立ての仕上げです。


●4連ハブ基板経由の動作確認
この4連ハブ基板経由の動作確認(50号マガジンP7~8)ですが、基本的にエラーは出ないはずです。なぜなら、
・43号で行ったID19の動作確認
・49号で行ったID17、ID18の動作確認
をクリアしているからです。


逆に言えばこの43号、49号でエラーが出ているのに、そのまま進めていれば必ず今回エラーが出ます。ですので、この50号でエラーが出たら一旦、上記の43号(ID19)、49号(ID17、ID18)の動作確認ができるところまでバラし、再度動作確認をしてください。


上記の動作確認でエラーが出ていないのに、50号ではエラーが出るという方。かなり珍しい状況ですが、原因があるとすれば49号マガジンP11の工程34をチェック。左ひざと左足首から伸びる4本のハーネスが4連ハブ基板にしっかり差さっているかどうか確認してください。


コネクタが中途半端に差さっていたりしませんか? マガジンの写真のようにコネクタとジャックの色(黒と茶)が揃った状態で差さっていますか? ちなみに、3本の黒のコネクタは4連ハブの黒い3か所のジャックのどの部分に差さっていても大丈夫です。


●左脚組み立ての仕上げ
50号の組み立てで、一番気を付けてほしいのがこの工程です。問題はハーネスさばきです。正しい位置にハーネスを這わせないと、組み立て自体が完了しませんし、ハーネスに無理な負荷をかけて断線を招くことにもなりかねません。


<1>4連ハブを収めるところでイライラしない
50号P9の工程8で、4連ハブ基板をブーツフレーム内に収めます。この4連ハブ基板が、すぐに飛び出してくるかと思います。支柱にうまく引っかけるようにして作業を進めてください。


イラッとしちゃダメですよ。根気強く、ハーネスに負担をかけないように作業を進めてください。


<2>左足首から伸びるハーネスのさばき方
50号P9の工程9で、ハーネスのたるみを、ブーツカバーの張り出した部分に潜り込ませるようにして収めます。このハーネスのたるみは、みなさんの組み立て方でたるみ具合が異なってくるのですが、以下の写真のようにあらかじめ左側に軽い折り癖を付けておくと、作業が進めやすくなります。


▼写真で見てみる▼


<3>左ブーツカバーの張り出し部分とハーネスの位置に注意
これも50号P9の工程9のポイントです。ハーネスの位置関係を間違えないでください。


▼写真で見てみる▼


左ブーツカバーのネジ穴がある張り出し部分、その上にハーネスを通しちゃダメですよ。という事です。間違えると50号P9の工程12で、どうやってもハーネスを挟んでしまいますからね。


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03…4コマ漫画「ATOM製作記 その18」を配信します
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連載漫画「ATOM製作記 ~昼下がりの赤いエラー~」好評連載中!


▼マンガ(連載第18回)▼



マンガ/オイユウタ●秋田県出身。「第二回少年ジャンプに絶対載るギャグ賞」にてNo.1を受賞し、「4プラ(4コマ+)」でデビュー。メタルとゲームをこよなく愛する。


公式ホームページの「メルマガ倉庫」にて、過去のエピソードも読めます。


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第22回目のメールマガジン「ATOMオーナーズ倶楽部 通信」は、いかがだったでしょうか? 第23号の配信は第52号の発売日(4月24日)を予定しています。

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