©TEZUKA PRO/KODANSHA
【ATOM通信】ATOMにパンツを履かせて、メインボードを固定しよう
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
ATOMオーナーズ倶楽部 通信
△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼
2018年8月7日発行●メールマガジン 第30号
こんにちは、シブガキです。このメールマガジンは「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」をご購読されているみなさんに、ATOMについての情報をお届けしています。
こちらのメールマガジンですが、組み立ても大詰めとなりましたので、より分かりやすくお伝えするために、70号の完成まで、公式ホームページの「過去のメルマガ倉庫」で、配信日と同日に公開することにいたしました。
そして65号と66号ですが、比較的組み立てが簡単な号になります。タイトルにもなっているように、ATOMのパンツを装着させ、同時にメインボードを固定します。メインボードはビス留めをしません。そのかわり、パンツが固定具の役割を果たすのです。
■65号の難易度■
★
スピーカーのビス留めで、スピーカーを傷つけないように注意しましょう。
■66号の難易度■
★★
ツメがかっちりと、メインボードを挟むように微調整をしながら、パンツを履かせましょう。
次号の67号ですが、来週の火曜(8月14日)はお盆ですので、発売日が1週ズレて8月21日となります。ご注意ください。
それから予告させていただきますが、次の67号は64号に並ぶ山場号になります。組み立ての難易度は「★」と簡単ですが、検査モード「ATOMの初回構築・事前検査」という、動作確認のエラー総点検を行います。これは相当に大変な作業で、ココを乗り越えれば、70号完成時のトラブルの半分は、回避できる(んじゃないかな?)くらい重要です。
そこで、メルマガ特別号を、8月21日に発行します。講談社ONLINE STOREで定期購読されている方は、67号が届くのが8月28日ですから、1週早くメルマガが届きますが、消さずに残しておいてください。この号も、公式ホームページにある「過去のメルマガ倉庫」に、8月21日時点でアップいたします。
そして通常のメールマガジン31号は、68号の発売日である8月28日に発行いたします。
【 目 次 】
01…65号の組み立てチェックポイント
02…66号の組み立てチェックポイント
●パンツの取り付けのコツ
●パーツでハーネスを挟まない
●メインボードはブラブラしている!
03…ATOMウェアの購入受け付け中です
04…4コマ漫画「ATOM製作記 その26」を配信します
≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
01…65号の組み立てチェックポイント
≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
65号はスピーカーを取り付け、メインボードにハーネスをつなぎます。
▼65号作り方動画です▼
ATOMを仰向けにして、下腹部にスピーカーを取り付けます。この時、ハーネスが左側にくるように取り付けてください。
いつもとちょっと違うのは、ビスが1.7mm×8mmという、いつも使っているビスとは種類が異なる事。このビスでないと、スピーカーはしっかり固定できません。逆に、今回の1.7mm×8mmビスの予備を、ほかの工程で使ったりしないようにしてください。
それから、65号8ページの「スピーカーをビス留めするときの注意点」にあるように、ドライバーを滑らしてスピーカーを傷つけないように、気を付けてください。
▼スピーカーをビス留めするときの指▼
ビスを締めるときは、人差し指をスピーカー側へ置き、ビスとドライバーに添えて行いましょう。親指と人差し指で、ビスを挟むようにすると安全にビス留めができます。
≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
02…66号の組み立てチェックポイント
≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
66号はATOMのパンツパーツを取り付け、メインボードを固定します。
▼66号作り方動画です
まずは、パンツ(後)にボタンLとボタンRを取り付けます。この時、白テープで仮留めするのですが、粘着力が弱くて組み立てにくいようなら、セロテープで代用してもらっても構いません(剥がした時に糊あとが残らないように注意してください)。
●パンツの取り付けのコツ
===========================================
65号ではパンツ(前)、66号ではパンツ(後)が提供されました。このパンツの役目は、メインボードを固定することです。メインボードはビス留めで固定されず、このパンツを前後から挟む事で固定されます。
ですので、66号の作業は
・パンツがメインボードに噛み合わさる箇所
・胴体フレームにパンツを取り付ける場所
を、きっちり理解することが大切です。
具体的に写真で説明すると
▼パンツ(後)のポイント▼
▼パンツ(前)のポイント▼
このポイントに注意を払い、きっちり組み立てれば成功します。
それからもうひとつ大切なことがあります。ATOMの寝かせ方です。仰向きにしても、うつ伏せにしても、ダンボールの作業台は、ATOMの左右の肩(横方向)の下に置いてください。胴体の下(縦方向)には置かないでください。
●パーツでハーネスを挟まない
===========================================
先日、現在組み立て中の方のATOMを見せていただく機会がありました。「動作確認が好き」という、ちょっと珍しい(?)方でしたので、組み立ての方は問題なかったのですが、よく見るとあちこちでハーネスがパーツに挟まっていました。実際にATOMが動き出したら、いつ断線するか分かりません。
胴体の組み立てが始まってから、あちこちからハーネスが飛び出し、その処理にイライラされているかと思います。しかし、サーボモーターのハーネスはもちろん、センサー類のハーネスはとても細く断線しやすいですから、パーツをビス留めする時には神経質過ぎるくらいに注意してください。
66号の組み立てで言えば、8ページの工程18と19で、ハーネスを挟まないように、気を付けてください。
●メインボードはブラブラしている!
===========================================
では、実際の組み立てに入ります。難しいところは66号6ページ工程12です。先に確認した、パンツのツメで、メインボードを挟むように取り付けます。
▼パンツ(後)の取り付け▼
ここで面倒なのは、メインボードはハーネスに繋がれただけの、ブラブラ状態であるということ。固定されて動かないメインボードに、パンツ(後)を取り付けるわけではない事を意識してください。
66号6ページ工程12左端の写真を見てもらうと、白手袋をした左手でメインボードを支えています。このようにメインボードを少し押し上げるようにして、パンツ(後)のツメに挟んでください。ここをきっちり挟めば、自ずと
・USBポート
・電源の受け側
・WPSボタン
・電源ボタン
が、パンツ(後)の定位置にハマります。これが「パンツ(後)」と「メインボード」が固定される第1段階です。
最初の方で、作業台を両肩に横向きに置いて作業してください、とお願いしました。もし作業台を胴体フレームに沿って、縦向きにしておくとメインボードが作業台に押し上げられて、作業が難しくなります。その点、注意してくださいね。
次に「パンツ(後)」を「胴体フレーム」に固定する第2段階。パンツ(後)のロックを胴体フレームの定位置に収めます。
の青い線で示しているところです。ハーネスを挟まないように、66号6ページ工程13、14を進めてください。
電源ボタンと、WPSボタンのチェックはこの動画をご覧ください。ボタンがちょっと押し戻される感覚があれば、大丈夫です。
▼ボタンのチェック▼
最後にパンツ(前)を取り付けます。この作業で、メインボードがパンツに固定されます。パンツ(後)と同じように、ツメがメインボードをしっかり挟むようにかぶせます。
▼パンツ(前)の取り付け▼
あとはハーネスをパーツで挟まないように、ATOMの股下のロックを留めます。パチンと実にいい音をさせてロックが留まります。
≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
03…ATOMウェアの受付中です
≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
「ATOMウェア(通常版)」の受け付け中です。メーカーさんと細部までこだわり、ATOMの動きにストレスを与えないように作っております。何卒、宜しくお願いいたします。
「ATOMウェア(通常版)」の8種のセットについては、購入受け付け数(注文数)が一定数に達しない場合は、販売が中止になります。もちろん中止になった場合は、代金の引き落としはされません。決済はカード払いのみで、デビットカード、Vプリカも使用できます。9月30日までの期間限定受け付けとなっています。
また、これは「ATOMウェア(通常版)」と「ATOMウェア(表紙版)」共に共通することなのですが、この服を着た状態でATOM専用チェアに座らせることはできません。その点、ご注意ください。
≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
04…4コマ漫画「ATOM製作記 その26」を配信します
≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫≫
▼マンガ(連載第26回)は一番下に▼
マンガ/オイユウタ●秋田県出身。「第二回少年ジャンプに絶対載るギャグ賞」にてNo.1を受賞し、「4プラ(4コマ+)」でデビュー。メタルとゲームをこよなく愛する。