©TEZUKA PRO/KODANSHA
2018年1月16日発行●メールマガジン 第16号
2018年最初のメルマガといっても、もう1月半ば。「あけましておめでとうございます」という挨拶をしていいものか迷っているシブガキです。
このメールマガジンは「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」をご購読されているみなさんに、ATOMについての情報をお届けしています。
さて37号の高価格号、38号のサーボモーター号と、ご購読の皆様には財布に負担をおかけする号が続きますが、組み立ての進捗は少しスローダウンです。
【 目 次 】
01…37号組み立てのチェックポイント
02…38号のワンポイント講座は保存版です!
03…4コマ漫画「ATOM製作記 その12」を配信します
本題に入るちょっと、その前に……。前号でATOMを作っている北名古屋市の「焼鳥&diningらくや本店」さんを紹介しましたが、「うちでも作っていますよ~」というメールをいただきました。
東京中野区は中野富士見町の「stanotte」というワインバルです。イタリアンやフレンチの小皿料理が楽しめる、アットホームな店だそうです。ご近所でATOMを作っておられる方、一度ATOM談義を楽しみに行ってみられてはいかがでしょうか?
▼stanotte(スタノッテ)▼ ※食べログのページ
▼送っていただいた写真▼
引き続き、編集部ではATOMを作って飾っていらっしゃるお店を探しています。是非、ATOMのメルマガやSNSなどで紹介させてください。よろしくお願いします。
このメールマガジンに返信する形でご連絡ください。
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01…37号組み立てのチェックポイント
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第37号の組み立てで、右足が完成します。まずは作り方動画をご覧ください。
▼37号作り方動画▼
37号は、コンピュータ「Raspberry Pi3(通称ラズパイ)」の確認と、4連ハブ基板経由の動作確認、右足組み立ての仕上げ、の3つの工程となります。
●「Raspberry Pi3」の確認
この確認に関しての注意事項は、必ず2号で提供した白手袋を使ってください、という1点のみ。冬場で空気が乾燥して、静電気が起こりやすいですから、確認前には何か通電する金属などに触わり、放電してからの方が安心です。
●4連ハブ基板経由の動作確認
この4連ハブ基板経由の動作確認(37号マガジンP7~8)ですが、基本的にエラーは出ないはずです。なぜなら、
・30号で行ったID14の動作確認
・36号で行ったID12、ID13の動作確認
をクリアしているからです。
逆に言えばこの30号、36号でエラーが出ているのに、そのまま進めていれば必ず今回エラーが出ます。ですので、この37号でエラーが出たら一旦、上記の30号(ID14)、36号(ID12、ID13)の動作確認ができるところまでバラし、再度動作確認をしてください。
上記の動作確認でエラーが出ていないのに、37号ではエラーが出るという方。かなり珍しい状況ですが、原因があるとすれば37号マガジンP6の工程7をチェック。右ひざと右足首から伸びる4本のハーネスが4連ハブ基板にしっかり差さっているかどうか確認してください。
コネクタが中途半端に差さっていたりしませんか? マガジンの写真のようにコネクタとジャックの色(黒と茶)が揃った状態で差さっていますか? ちなみに、3本の黒のコネクタは4連ハブの黒い3か所のジャックのどの部分に差さっていても大丈夫です。
●右足組み立ての仕上げ
37号の組み立てで、一番気を付けてほしいのがこの工程です。問題はハーネスさばきです。正しい位置にハーネスを這わせないと、組み立て自体が完了しませんし、ハーネスに無理な負荷をかけて断線を招くことにもなりかねません。
<1>4連ハブを収めるところでイライラしない
37号P8の工程13で、4連ハブ基板をブーツフレーム内に収めます。この4連ハブ基板がですね、すぐに飛び出してくるんですよ。支柱にうまく引っかかって作業が済めばラッキー。シブガキはココで何回も飛び出すハブ基板にイラッとしました。
あんまり何度もグリグリ押し込むと、断線してしまうのではないかと不安になりますが、なるべく根気強く、ハーネスに負担をかけないように作業を進めてください。
<2>右足首から伸びるハーネスのさばき方
37号P8の工程14で、ハーネスのたるみを、ブーツカバーの張り出した部分に潜り込ませるようにして収めます。このハーネスのたるみは、みなさんの組み立て方でたるみ具合が異なってくるのですが、以下の写真のようにあらかじめ右側に軽い折り癖を付けておくと、作業が進めやすくなります。
▼写真で見てみる▼
<3>右ブーツカバーの張り出し部分とハーネスの位置に注意
これも37号P8の工程14のポイントです。なにはともあれ、以下の写真をご覧ください。
▼写真で見てみる▼
右ブーツカバーのネジ穴がある張り出し部分、その上にハーネスを通しちゃダメですよ。という事です。間違えると37号P9の工程18で、どうやってもハーネスを挟んでしまいますからね。
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02…38号のワンポイント講座は保存版です!
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第38号の組み立てはお休み。左足の組み立て工程の確認のみとなっています。
▼38号作り方動画▼
ちょっと張り合いのない号ですが、とても大切なページがあります。38号のP8~9の「お茶の水博士の組み立てワンポイント講座 番外編その2」は、超保存版です。できればこのページをいつでもチェックできるように、壁に貼っておいていただきたいくらいです。
このP8~9に書いてあることを、確実にこなしていれば、これからの左足組み立てでエラーが出る確率は格段に減ります。これまでに皆さんからお寄せいただいているエラー絡みのご相談から、さらに良くあるミスを挙げると
■「サーボホーンの取り付けでよくあるミス」の中の、0点が少しだけ見える
ワンポイント1の一番右の「×」印の写真ですね。これでエラーが出ている人、すごく多いです。
■「樹脂パーツの取り付けでよくあるミス」の中の不一致パターン
ワンポイント3の一番右の「×」印の写真ですね。このように0点(Dカット)とパーツの切り欠きが一致していない状態では、必ずエラーが出ます。
サーボモーターも左足を完成させれば、後は首で1カ所使うのみ。それまでノーミスでサーボモーターまわりの組み立てが完了するよう、頑張ってください。
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03…4コマ漫画「ATOM製作記 その12」を配信します
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連載漫画「ATOM製作記 ~昼下がりの赤いエラー~」好評連載中!
▼マンガ(連載第12回)は一番下▼
マンガ/オイユウタ●秋田県出身。「第二回少年ジャンプに絶対載るギャグ賞」にてNo.1を受賞し、「4プラ(4コマ+)」でデビュー。メタルとゲームをこよなく愛する。
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第16回目のメールマガジン「ATOMオーナーズ倶楽部 通信」は、いかがだったでしょうか? 次回メールマガジンは、40号(1月30日発売)に合わせての発行となります。